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アイコンタクト【プレゼンス Newsletter vol.008】より

2014/10/27 (月)

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2014/10/27 配信
「アイコンタクト」【プレゼンス Newsletter vol.008】より
さて、今回取り上げるのは、コミュニケーションに欠かせない「アイコンタクト」。
特に、英語・あるいは外国人とのコミュニケーションでは必須の要素です。
欧米人におけるアイコンタクトは、相手の話を聞いていることを示す印でもあります。
逆にアイコンタクトが欠如すると、相手に誤解、不快感さえ与えてしまう可能性があります。
しかし、きっと「じっと見る・見られる」ことが苦手な方も多いはず。
今回は、そんなアイコンタクトについての考察です。
― 視覚情報の重要さ ―
「メラビアンの法則」というものを、おそらく多くの方が耳にしたことがあるかと思います。
これは、米国UCLAの心理学者、アルバート・メラビアンが1971年に提唱した概念で、
人物の第一印象は初めて会った時の3~5秒で決まるということ。
また、その情報のほとんどを「視覚情報」から得ているというものです。
メラビアンが提唱する概念において、初対面の人物を認識する割合は、
「見た目/表情/しぐさ/視線等」の視覚情報が55% 、
「声の質/話す速さ/声の大きさ/口調等」の聴覚情報が38%、
「言葉そのものの意味/話の内容等。」の言語情報が7%と言われています。
また、メラビアンの法則に限らず、多くの研究結果より言われていることとして、
人が取り入れる情報量は、圧倒的に視覚からのものが多いのだそうです。
情報のインプット量の割合は、視覚83%、聴覚11%、嗅覚3.5%、触覚1.5%、
味覚1%と言われています。
各%の割合は、主張する方々によってばらつきがありますが、視覚からの情報量が
飛びぬけていることに変わりはありません。
つまり、視覚に関わる要素、
例えば、見た目やジェスチャー、そしてアイコンタクトといったものは
コミュニケーションを円滑に進めるためのキーになると言えます。
― 日本人はアイコンタクトが「怖い」? ―
昨年、東大とフィンランドのタンペレ大学が共同でおこなった
アイコンタクトに関する研究結果が発表されました。
http://www.u-tokyo.ac.jp/public/public01_250314_j.html
その概要は下記のようなものです。
■研究チームは、日本人とフィンランド人を対象とした実験により、
アイコンタクトに対する感じ方に文化差があることを発見した。
■日本人は、欧米人(フィンランド人)と比較し、アイコンタクトをとられると、
その相手に対し「近づきがたい」「怒っている」と感じやすいことを示した。
■アイコンタクトに対する敏感さは、生後2~5日でも見られる。
アイコンタクト行動は、生まれながらにしてヒトに備わっているものであると言える。
■アイコンタクト行動に関する差は、生理的な要因によるものではなく、
アイコンタクトに関わる文化的慣習に起因する可能性が示唆された。
上記にある、アイコンタクトに関わる文化的習慣・・・何か思い当たりますでしょうか?
歴史を遡れば、封建時代の身分制度において、身分が低いものは高い人と話す際に
目を見て話すことは、ご法度とされていました。
また、親が子供を叱っている時、その子供がじっと親を見つめていると、
「反抗している行動」と解釈してしまう経験が、誰しもあるのではないでしょうか?
そういった文化的習慣に起因し、「アイコンタクト下手」になっている日本人。
しかし、英語に限らず、アイコンタクトはコミュニケーションをとる上で不可欠です。
― アイコンタクト上手の道への示唆 ―
まず、東大の研究結果にあるような、アイコンタクトに対する概念の違いを理解する
ことは、大きな一歩です。
欧米人にとって、「アイコンタクト=怒りを示すものではない」という事を念頭に置き、
後は、アイコンタクトを受け止めることに慣れていけばいいのです。
さらに、このアイコンタクトは、異文化コミュニケーションに関わらず、
いつでも練習できるのです。日々の生活において。
例えば、コンビニで買い物をした時、どれぐらい、アイコンタクトをしているでしょうか?
お酒の席の乾杯の際に、グラスを合わせつつ、アイコンタクトをしているでしょうか?
筆者が自分自身で、行動の振り返りをしてみたところ、
上記2つのシーンにおいて、実はアイコンタクトは皆無でした。
コンビニなどは、見知らぬ店員さんとのやり取りですので、目を見ないことも
あるのかもしれません。
が、気心の知れた仲間内での乾杯、家族との乾杯の際にも、目を見ていなかったのです。
ちなみに、欧米圏において、乾杯の時に目を合わせるのは常識なのだそうです。
ちょっとした、日頃のコミュニケーションを振り返る事。
そこは、学びの宝庫かもしれません。
アイコンタクト力を上げるために、まずは日々のご自身の「アイコンタクト測定」を
してみるところから始めませんか?

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